音楽初心者の状態から独学でピアノを始めて、かれこれ5ヶ月ほど弾いています。
最初は鍵盤の光るキーボードで、途中からは電子ピアノを買って、1日1~2時間くらい。たぶん上達のペースは遅いほうだけど、弾いていて楽しいです。
今回は、そんな自分がピアノを始めてから感じたことを3つ挙げてみます。
和音(複数音)が気持ちいい
鍵盤を複数同時に押したときの音の響きが本当にきれいで、自分の手で音を出すのが気持ちいい。
練習初期に一音ずつ押してたときは地道だなと思ったけど、短いメロディーを弾く練習で複数音押したときの響きに感激して、そこから練習時間が増えた。1音から2音になるだけでこんなに違ったんだって楽器を弾いてみて気づけた。
基礎が念の四大行
音の強弱やなめらかさをコントロールするのが本当に秘奥の技って感じの奥深さを感じる。
自分はドレミファソラシドを均等な早さ強さで弾くこともまだ不完全だけど、なめらかに音を出せたときはとても嬉しい。
ハンターハンターの念の四大行でいう「練」みたいなイメージで、プロハンターがゴンたちの練のオーラを見ただけで力量を判断したような、基礎の影響の大きさを如実に感じる。
ここを思い通りに表現できたら楽しいだろうなって思いながら練習してる。
何を目指して弾くのか考え方が変わった
始めた頃は「早くハイレベルな曲弾けるようになりたいなあ」と先の地点ばかり見据えていたけど、ピアノのリサイタルを聴きに行ったり、自分で弾いてるなかで、音符の少ない曲でも音色を突き詰めればけっして劣らないと感じた。演奏の「上手さ」「魅力的さ」の基準が自分の中で増えた。
(リサイタルで演奏を聴いたとき、超絶技巧のような演奏箇所も素晴らしい音だけど、自分はゆっくりしたメロディーのなめらかさやきれいさが沁みて、そこから気づいていったというか。)
簡単にアレンジした楽譜でも聴かせられる曲にできるというのは、けっこう希望を感じられてモチベが上がる。
その他
・練習し終えたあと脳みそがすっきりする。気持ちが落ち着く。
・クラシックまわりで好きな曲が増えた。
・楽譜をもとに1パートずつ練習するので、光る鍵盤の機能使わなくね?ってなった(あれは子供向けなのかも)。
・PCのブラインドタッチで柔らかい打鍵を心がけるようになった。(「やばい強く押しすぎた、ピアノのときはこんな風にしないだろ」みたいな。)