籠もりかけの、動きたい冬

いよいよというか、夜はパーカーを着てフードをかぶって寝ることが増えた。

なにぶん冷え性な自分にとっては季節恒例の生存スタイルで、空気が自動冷却してる朝方もこいつのおかげで頭があたたかい。枕と接する首のうしろや頭周りのもごもご感が少し気になりながら、もうこの時期かと思ったりする。

自分にとって、冬は夏と比べて王道RPGみたいに終盤にラスボスがちゃんと控えてる感覚がある。と同時に、RPGらしく道中の楽しみもある。

朝の白湯がしみる、お風呂の入浴剤を奮発する、外食ラーメンの許容頻度を甘くしちゃう、夜の帰り道は冷風に身体を固めて地面を見ながら粛々と歩いてしまいがちだけど、身体の切実な単純さにふっと同感もしたくなる、だって冬だもの。

あまりに冷えに弱くて、行きつけのカフェで空調の温度が低い日は室内でも薄手の手袋をしながらPC操作とかノートに書くとかしてるけど、さんむっ!つめたっ!って言いながらなんだかんだ毎年乗り切って謳歌してる、ツンデレで過ごす季節だ。