音読もけっこういい

もう先週のお題「習慣にしたいこと・していること」

 

文章を声に出して読むことが増えた。

ジャンルは、小説・エッセイ・教養書となんでもだけど、とくに教養書が多い。

なんで声に出すかというと、部屋で黙って過ごすのは息が詰まるのと、教養系の本を読むとき、小説と比べると文章に入り込みにくかったり気がそれがちだったので、声に出せば気持ちも入りやすくなるのではと思ったから。

自分に向けて説明するつもりで音読して、それを自分が聴いてというスタイルは、思いのほか没入しやすかった。声を出すこと自体気持ちがいいし、声に出すことでライブ的な勢いに乗れるというか、熱が持続しながら読めてけっこう気に入っている。

書いてある内容を口にするだけじゃなくて、「髪の毛のツルツルとサラサラがどう違うって、ツルツルは光沢があって~、いやでも触覚も違うか」みたいに、思ったことも合わせて一人しゃべりしてる。こんなに声出して読むの学生時代以上だよなって、音読全然しなくなってたんだなと実感した。

でも黙読は逆にしゃべることにリソース割かなくていい分、ぼんやりといろんな感情を渦巻かせたまま読めてたんだなと、そっちのよさにも気付けた。

だから習慣というか、ひとつの選択肢としての音読。口の中がすぐ乾くからコップをそばに置くのが吉。